国際YE


2009年度



2009年度の夏期YE受入生
アメリカ カリフォルニア州からの受入生 ジュリアさんの (Miss.Julia K.Robinson)歓迎会が、
ガバナー公式訪問の後、「グランド居酒屋 富士」でひらかれました。
LL小川利恵子が、通訳の役を引き受けてくださいました。









L古川 法之が、
すばらしい英語力でジュリアさんに話しかけ、歓迎会を盛り上げてくれました。
L荒木 龍太郎も流暢な英語で会話を楽しんでいました。













2008年度



2008−2009年度の冬期YE派遣生
大倉千奈さんがアメリカ アイオワ州ハンプトンに3週間ホームステイされました。(2008.12.18〜2009.1.9)


2008−2009年度冬期YE派遣生レポート<派遣先:USA>




大倉 千奈さん 19歳 

YE派遣生として留学を終えて

 私はこの度札幌すすきのライオンズクラブのYE派遣生として2008年の12月18日〜2009年1月9日
までの間、アメリカのアイオワ州へ約3週間の滞在をしました。今ここで滞在内容を報告したいと思います。
私はアイオワ州の中のハンプトンという小さな街にお世話になりました。行きは飛行機が悪天候のためデン
バー空港から先に飛べないという事件が発生し、私はデンバーにあるホテルに一泊下のです。外国のホテ
ルで一人で行動するするのはとても不安でした。朝食の時、チェックアウトの時、大変苦労しましたがとても
勉強になったのだと今となっては思っています。四回の飛行機の乗り継ぎを経て、デモイン空港に着きまし
た。デモイン空港には私のホストファミリーである副地区ガバナーのダンさんと奥さんのローラさんが出迎え
に来てくれていました。飛行機を降りるとたくさんの人で正直見つかるか不安だったのですが、すぐのダン
さんが私に話しかけてきてくれたのです。最初の会話は「Are you China?」でした。すかさず私はホッとした
と同時に「私はちなです。」と英語で返答しました。その後は家へ向かう車中でたくさん自己紹介をして会話
をしてコミュニケーションをとりました。
 行ったところはとても雪深く札幌より寒かったので驚きました。アメリカは冬でも少し暖かいイメージがあっ
たので予想外だったのです。
家につくと同時に娘さんのレンズィーと奥さんのお母さんと猫18匹と犬2匹の大家族でにぎやかに私を出迎
えてくれました。そしてとっても大きな家でした。緊張して何をしゃべっているかわからなくなっているうちにす
ぐに私の部屋に案内してくれたり、トイレの場所を教えてくれたりお母さんはとても優しく私に接してくれまし
た。
私の部屋は地下にあり真っ暗でとても不気味に感じた事を覚えています。でもアメリカの客室は地下が多い
と聞いていたのでそんなに驚いたりはしませんでした。
 お土産で羊羹と風呂敷と剣玉などなどの日本の物を持っていったのですぐに渡しました。
それを見て家族はとても喜んでくれたのですが羊羹はみんなの口に合わなかったのか、すぐに食べるのを
やめて私にすすめてきたのです。少しがっかりしたのを覚えています。滞在中お餅も焼いて披露したのです
が、少ししか食べてくれませんでした。そんなところで私は日本とアメリカとの食の文化の違いを感じました。
 日曜日には朝から起こされ、家から車で10分のところにある教会へ家族全員で行きました。クリスマス前
なので、教会ではキャンドルサービスをするという決まりがあるようで私は生まれて始めてキャンドルサービ
スを体験する事ができました。「日本よりとても自分たちの文化や自分たちの立場や自分たちの家族を大事
にしているなぁ。」そう強く考えさせられました。
 私がアメリカに行ってみたかった中のひとつがマクドナルドで、ダンさんにお願いすると連れて行ってくれた
のです。日本のマクドナルドと比較して見たかったというのもあって嬉しかったです。 日本のマクドナルドと
アメリカのマクドナルドの違いはドリンクとケチャップなどの調味料がセルフサービスになっているということ
です。そしてポテトの味付けがとてもしょっぱかったのがとても印象深かったです。他の大きさ、メニューは
あまり変わりありませんでした。 家から10分のところにあるスーパーマーケットに私も連れていってもらい
私も買い物をしてアメリカンフードを堪能させてもらいました。
 家は私の想像していた通りの大きな平屋で地下がありトイレとお風呂が一緒の部屋にありました。やはり
トイレとお風呂が一緒にあるととても不便だと思います。誰かがお風呂に入るときは必ずトイレを使う人がい
ないかという事を確認しないといけないという事ことをいってすぐに学びました。その面で日本の様式がすば
らしいと思いました。
 ダンさんとローラさんは共働きなので、何日か娘さんと二人で映画をたくさん見たりして過ごしていたのです
が、退屈に思えたのか、ダンさんとローラさんは家から少し離れたところにあるボーリング場に連れて行って
くれたのです。私はボーリングが大好きで日本でも頻繁に通うくらいだったのでとても嬉しかったのです。
だからできる限りの英語表現で嬉しさを伝えました。そして感謝を伝えました。
 クリスマスはやはり盛大で、クリスマス前から親戚の人たちと集まり約20人でにぎやかにお祝いをしました。
もちろん私が楽しみにしていたターキーもいただきました。クリスマスツリーの下にはたくさんのクリスマスプ
レゼントが置かれ子供たちはそれを開けるのが楽しみで食事の時間をとても早く終わらせていたのが印象に
残っています。私にもプレゼントを用意していてくれて嬉しかったです。
 正月は日本ほどにぎやかではなく、家でいつものように生活して12時前になるとテレビをつけてカウントダ
ウンするといったとってもシンプルなものでした。
 今回の滞在で日本とアメリカの食生活を比べてみて「日本はとっても健康的なしょくじをしているのだな。」
とそう強く感じさせられました。日本の食生活を思い返してみて、アメリカの食生活と比較して少し安心した部
分も多々あるくらいです。アメリカは食べる量、味に濃さ とっても体に悪いものばかりでした。
 私は最初家族の中にうまく溶け込めるかとっても心配でしたが、家族みんながとっても優しく接してくれて
私はそれだけでコミュニケーションを図ろうと毎日努力できたのだと今そう思います。そして日常生活ので交
わされる会話の中で勉強になった事があり、それは「発音」です。文がしっかり成り立っていても少しの発音
の違いで少しのイントネーションの違いでつたわらないということです。発音にはとても苦労しました。
私は英語を勉強する中で発音を重要視していなかったのでこれから大学で英語を学ぶ際には、一番に発音
を重要視していきたいと思いました。私はとても大事な課題を見つける事ができました。
この滞在の中で私の英語力のスキルアップにつながった発音、そして「あいづち」。これからもこの滞在で学
んだことを忘れずに英語力をあげていきたいと思います。
 この度はこのような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。深く感謝いたします。ライオンズ
クラブの方々この度は本当にありがとうございました。











2006年度



2006−2007年度の冬期YE派遣に当クラブがスポンサーとなり
和田まりあさんがペルーに3週間ホームステイされました。(2006.12.19〜2007.1.10)


2006−2007年度冬期YE派遣生レポート<派遣先:ペルー>



和田まりあさん 17歳 
 今回はYE派遣生としてペルーでのホームステイをさせていただきありがとうございました。日本での毎日では学び得ないことを3週間の滞在の中で数多く経験できました。

 家の中で、外で、あらゆる場所で異国の姿を感じることができましたが、その反面、その土地の人々と感動を共有できたり、笑い合ったりできることで日本と変わらないと思うことも多かったです。
 滞在中にペルーの街を見てまず驚いたことは、交通でした。車のほとんどがタクシーとバスで、自家用車は少なかったです。そして、目にする車の多くが日本車で、地球の裏側でも自国を代表する車産業がここまで普及しているものかと、驚くと共に、誇らしくさえ思いました。そして、タクシーにはメーターがついていないため、料金は運転手との交渉で決められ、人数制限などは誰も気にしないので、多い時には7人で小さめのタクシーに乗ることもありました。
 また、「コンビ」という乗り合いミニバスには時刻表はなく、手を上げることでバスを止め、好きな場所で降りるといったシステムになっているので日本のバスとはかけ離れたものでした。

 他に、街の中で物価を見てみますと、意外と日本の商品と比べても価格に大差がないと感じることが多くありましたが、すべてがそういうわけではなく、食品を中心に5割程度は安価であるように思いました。その背景には日本と比べて平均給与が少ないことなどがあり、生活必需品は安価なものが多いということがだんだんわかってきました。
 多くの人がこの名前をご存知と思いますが、世界遺産の「マチュピチュ」がこの国にあり、観光客がたくさん訪れています。ペルーに訪れる観光客の多くはこの世界遺産を見ることが目的で、日本人にも大変人気の高い観光地です。ペルーに着いた当初、ホストファザーからマチュピチュに行くことはできないと言われましたが、他のYE生のホストファミリーが、自費でYE生6人でマチュピチュにいけるようにツアーを手配してくださって、首都のリマから飛行機でクスコへ行き、34日のツアーに6人で参加しました。全国から集まっているメンバーですから、このような機会に他のYE生と交流を深めることができ、大変楽しい思い出になりました。そして、目の当たりにしたマチュピチュの光景は、言い表すことのできない美しさと神秘的な趣を強く感じました。壮大なジャングルや、圧倒的なアンデスの山々、あらゆる景色が強い力を放っているようでした。
 3週間たくさんの人との交流があり、考えられないような出来事もありましたが、毎日毎日が本当に楽しくて、日本食がどんなに恋しくなっても、あと1年ほど滞在して、もっともっとこの国を深くまで知りたいとさえ思いました。
 それほど、この派遣生としての滞在は私にとって有意義なものでしたし、この大きな経験をこれからの自分に活かしていけるような気持ちでいっぱいです。この経験を踏まえて、あらゆる世界を見てみたいとも思いました。そして、この滞在の中で出会った人々から学んだ多くのことも、今後の自分の将来に役立てていければと思います。

 この度は、YE派遣生としてペルーで貴重な経験をさせていただき、また、このような機会を与えてくださったことに心より感謝いたします。ライオンズクラブの皆様、本当にありがとうございました。